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【346】FR-101のAGC JF1VHX 20/1/4(土) 17:16 [未読]
【347】Re:FR-101のAGC JA1XBY 20/1/5(日) 17:14 [未読]
【348】FR-101のNB+MIXユニット JF1VHX 20/1/5(日) 22:00 [未読]
【352】FR-101改良レポート第2弾 JA1XBY 20/1/8(水) 17:56 [添付][未読]
【353】Re:FR-101改良レポート第2弾 JF1VHX 20/1/8(水) 18:58 [未読]
【354】Re:FR-101改良レポート第2弾 JF1VHX 20/1/10(金) 15:23 [未読]
【355】Re:FR-101改良レポート第2弾 JA1XBY 20/1/10(金) 18:03 [未読]
【356】IF基板 JF1VHX 20/1/10(金) 19:42 [添付][未読]
【357】Re:IF基板 JA1XBY 20/1/10(金) 22:18 [未読]
【358】Re:IF基板 JF1VHX 20/1/11(土) 0:06 [未読]
【367】Re:IF基板 JF1VHX 20/1/17(金) 19:12 [添付][添付][未読]
【368】Re:IF基板 JA1XBY 20/1/18(土) 9:58 [未読]
【369】NB and MIX基板 JF1VHX 20/1/18(土) 11:57 [未読]
【370】AM検波 ex-JF1VHX 20/1/18(土) 22:08 [未読]
【406】FR-101S改良実施しました JF1VHX 20/1/31(金) 15:24 [添付][未読]
【349】FR-101DD(schematics) ex-JF1VHX 20/1/6(月) 8:23 [添付][未読]
【350】Roofing filter JF1VHX 20/1/6(月) 9:24 [未読]
【383】FR-101復調歪の分析 JA1XBY 20/1/25(土) 11:26 [未読]
【389】Re:FR-101復調歪の分析 JF1VHX 20/1/26(日) 8:26 [未読]
【405】FR-101のAGC回路 JA1XBY 20/1/31(金) 7:51 [添付][未読]
【434】FR-101のAGC回路改造完了 JA1XBY 20/2/9(日) 19:59 [未読]
【435】Re:FR-101のAGC回路改造完了 JF1VHX 20/2/9(日) 22:43 [未読]
【445】Phones JF1VHX 20/2/12(水) 9:20 [未読]
【455】AGC基板 JF1VHX 20/2/19(水) 21:42 [添付][未読]
【456】ICソケット JF1DHM 20/2/20(木) 8:11 [添付][未読]
【458】TNX JF1VHX 20/2/20(木) 8:51 [未読]

【346】FR-101のAGC
 JF1VHX  - 20/1/4(土) 17:16 -

引用なし
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   鹿野さん
FR-101DDのIF基板を見てみました。前の所有者によって倍電圧整流に改良されていました。ただしダイオード(IS1007ではないようです)が100Kと並列に入っていました。100Kは取り去りました。C24 10マイクロもちょうど手元にあった0.22マイクロに代えました。
結果、メーターの振れ方がずいぶん変わりました。振れ幅が倍以上大きくなった感じです。弱い局に合わせて感度調整(VR2)すると、強い局は振り切れます。前はこれほど極端ではありませんでした。100Kがなくなってダイオードのバラツキが出たのでしょうか。いずれにせよ1S1007は手持ちがあるので、取り替えてみます。
 
RF基板のC2 0.01はまだそのままです。

報告まで。江田。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/71.0@h175-177-040-170.catv02.itscom.jp>

【347】Re:FR-101のAGC
 JA1XBY  - 20/1/5(日) 17:14 -

引用なし
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   ▼江田さん

RF AMPのG2のバイパスコンデンサに1μを並列に付けるとしゃっくり現象が無くなり、送信機の信号を受信しながらハウリングをさせたときに、以前よりも0インがし易くなっていると思います。ただ送信信号にノイズが乗っていると、そのノイズがより目立って受信されると思います。

先日の夜に3.5MHzを受信していた時、やたらS/Nが悪く弱い信号がノイズに埋もれてしまうような状態だったので、そんなにノイズが出ているのかと思い1011に切り替えて聞いてみましたが、そんなノイズは確認出来ませんでしたのでこれは受信機内部で相互変調を起こしていると直感しました。

そこで回路図を見ながらフロントエンド付近から気になりそうな場所を探しましたが、一つの原因は2ndミクサ出力のルーフィングフィルターが無くスルーになっていたことですが、それだけでは納得できずにこのフィルターの出力とNB GATE間にあるIF AMP回路に疑いを向けました。

特にQ4(2SK19)のドレイン側が非同調で気に入らないのでQ4とVR2を削除し、T115の2次巻き線(回路図には無いが2次巻き線端子が有る)とT116をコンデンサーで接続してT115の同調を取り直した結果、利得は殆ど変わらずに相互変調は無くなって快適に受信出来るようになりました。

元々NB GATEの出力(T117の出力)とIF基板の入力(XTAL FILTERの入力)間の整合に疑問を持って居るので、この変更に加えて整合方法を検討中です。

また追加レポートします。

JA1XBY
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【348】FR-101のNB+MIXユニット
 JF1VHX  - 20/1/5(日) 22:00 -

引用なし
パスワード
   今朝は目が覚めたら0655でした。

相互変調の原因と解消法、了解しました。
後日、101DDの基板を見てみます。101Sと同じなら、改良してみます。DDはSよりもS/Nがいいように感じますので、何らかの「改善」があるかもしれません。
質問ですが、T116の一次側のVR2を撤去し、T115の二次巻き線とT116の一次側をつなぐコンデンサーは、既存のC19 39PF程度でしょうか。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/71.0@h175-177-040-177.catv02.itscom.jp>

【349】FR-101DD(schematics)
 ex-JF1VHX  - 20/1/6(月) 8:23 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 101DD.jpg
・サイズ : 304.5KB
   DDの回路図がありました。当時の八重洲の設計者も、IMに気づいたらしく、K19の出力側のコイルが同調式になっています。NBもこのコイルにかけ、トランスひとつ省略して、二次側が直接IF基板に行ってます。NBの石もK40Mから(コストダウンして?)K19に変えられ、少しシンプルになっているようです。

手元に完全ジャンクから復活させた101Sがあるので、そっちの方を改良します。

RFのC2は0.01のままです。

添付画像
【101DD.jpg : 304.5KB】
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/71.0@h175-177-040-166.catv02.itscom.jp>

【350】Roofing filter
 JF1VHX  - 20/1/6(月) 9:24 -

引用なし
パスワード
   ルーフィング・フィルターは廉価版である101Sではオプションになっています。
101DDでもフルオプション・バージョンでなければ付いていません。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/71.0@h175-177-040-166.catv02.itscom.jp>

【352】FR-101改良レポート第2弾
 JA1XBY  - 20/1/8(水) 17:56 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : FR-101_IF基板.JPG
・サイズ : 0.7MB
   江田さん

その後のFR-101改良レポートです。

★2ndミクサIF回路の改良

先ず2ndミクサ出力とIF基板入力との接続は同軸ケーブルなので、NBゲート回路のインピーダンスが50Ωになるように、T115の2次端子出力とT116を接続するコンデンサーの値を選定します。

T115の出力インピーダンスは50Ωより高い(約1.5KΩ)ので、並列Lと直列CのL型回路で整合を取ります。
実際には並列Lは必要なく、信号を受信しながらT115のコアを回してSメーターをピークに合わせると自動的に同調点より少し高い所にズレて並列Lと等価になります。また直列Cは150p〜220pの中から手持ちの物を選んでください。


★2ndミクサ出力抵抗の50ΩとIF基板のフィルター入力抵抗500オームの整合

オリジナル回路でもこの整合には疑問が有ったので、あえて2ndミクサ出力を50Ωに設定してフィルター抵抗500Ωとの整合を取るためにIF基板の入力部にπ型整合回路を追加します。

添付写真の通り基板上面にトロイダルコアに巻いたコイルを実装し、入出力のコンデンサーは半田面に裏付けしました。

コイルはアミドンT50-#2に0.23UEWを38回巻(約6μH)、入力側Cは1270p、出力側はCは500pで出力側は一部をトリマーにしましたが、回路のQが5で可成りブロードなので固定コンデンサーでも良いと思います。


★キャリアーが濁る原因

これまで記載した改良を加えても受信音に濁りがあるため原因を追究した所次のようなことが判明しました。

1.キャリア発振基板に実装されている6Vのレギュレータ回路で、レギュレータに供 給される13.5Vの電源は、チョークトランスを通らず基板内で整流器出力から直  接供給されている。

2.回路図では13.5Vの電源が、キャリア発振基板内で整流した出力をチョークトラン スを通した後に全ての回路に供給することになっていますが、実際の配線では、 チョークトランスの前からも供給されている基板があるため、電源リップルが  チョークトランスの前後で位相がズレた状態て混ざり合い、音が濁って聞こえて るのではないかと想像しています。

 このため13.5V出力が全てチョークトランスを通して供給されるように配線を変更 しました。
 また6Vレギュレータへの供給は、13.5Vの整流器出力と接続されている10Ω直列抵 抗の入力側のパターンをカットして切り離し、同じ基板内の空き端子に接続して 外部から供給するよに変更しました。

これらの変更により50Hzが約-45dB、100Hzと200Hzが約-50dBになり、受信音が濁る感じは無くなりました。

JA1XBY

添付画像
【FR-101_IF基板.JPG : 0.7MB】
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【353】Re:FR-101改良レポート第2弾
 JF1VHX  - 20/1/8(水) 18:58 -

引用なし
パスワード
   鹿野さん
ご教示ありがとうございます。まだ前回の改良にも着手できていませんが、101が大変身を遂げそうです。手持ちの101Sは、当分比較用にオリジナルのままとして、現用の101DDの方を改良しようと思います。
 レギュレーター回路については送信機の方にも当てはまるので、13.5Vをチョークに通せば、もう少しハムが減ると思います。
江田
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:71.0) Gecko/20100101 Firefox/71.0@h175-177-040-187.catv02.itscom.jp>

【354】Re:FR-101改良レポート第2弾
 JF1VHX  - 20/1/10(金) 15:23 -

引用なし
パスワード
   ご指摘のレギュレーター回路の欠陥はちょっと深刻ですね。101DDでも修正されていませんでした。12ピンが空いていたので、そこにチョーク出力をつなぎました。

送信機には同じ欠陥はありませんでした。

IF基板にインピーダンス整合用のπ回路を追加する改良ですが、こちらの基板にはオプションのAMとCWのフィルターが入っているので、どこに取り付けるか思案中です。シャーシ下になるかもしれません。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-173.catv02.itscom.jp>

【355】Re:FR-101改良レポート第2弾
 JA1XBY  - 20/1/10(金) 18:03 -

引用なし
パスワード
   ▼JF1VHXさん:
>ご指摘のレギュレーター回路の欠陥はちょっと深刻ですね。101DDでも修正されていませんでした。12ピンが空いていたので、そこにチョーク出力をつなぎました。
>
>送信機には同じ欠陥はありませんでした。
>
>IF基板にインピーダンス整合用のπ回路を追加する改良ですが、こちらの基板にはオプションのAMとCWのフィルターが入っているので、どこに取り付けるか思案中です。シャーシ下になるかもしれません。

江田さん
私がπ回路を追加した場所はフィルターが実装される面積より外側に付けたつもりですが、江田さんの基板は実装の様子が違うのでしょうか。

JA1XBY
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【356】IF基板
 JF1VHX  - 20/1/10(金) 19:42 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 101d21.jpg
・サイズ : 81.8KB
   鹿野さん
鹿野さんのトロイダルコイルある位置にちょっとでぶっちょのインダクタと抵抗がありますが、どちらも裏付けすれば済む話です。失礼しました。
手持ちにはT-50-2ではなく、T-50-3(灰色)がありましたが、これは上限500KHzですね。いまは廃番のようです。
江田

添付画像
【101d21.jpg : 81.8KB】
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-173.catv02.itscom.jp>

【357】Re:IF基板
 JA1XBY  - 20/1/10(金) 22:18 -

引用なし
パスワード
   江田さん
トロイダルコアは赤よりも青の方がμが倍有るので巻き数が少なくなり楽だと思います。

ダイオードスイッチによるクリスタルフィルター切り替え回路に使用されているマイクロインダクターですが、250μHと1mHの2種類が有りその理由は解りませんが、回路上では切り替えるフィルターと並列になるのでフィルターのインピーダンスに対して10倍程度のリアクタンスがあれば良く、不用意に大きいインダクタンスのコイルを付けると自己共振周波数が低くなり、場合によってはコイルではなくコンデンサーになってしまうので好ましくありません。

私は写真の通り330μHのアキシャルタイプ(直径約3mm)に変えて追加するコイルの邪魔にならないようにしました。またインダクタの許容電流は小さいので気にする必要は無いと思います。

またバイパスコンデンサーに0.047μが実装されていますが、3.18MHzでは0.01μで十分です。(バイパスコンデンサーを挿入するラインのインピーダンスが低い場合は別ですが。)

トロイダルコイルを追加した場所に6.8Kオーム1本と10KΩが4本実装されていて邪魔になるので、全てアキシャルタイプの小型に変えて6.8KΩは裏付けし、10KΩは写真の通り元の位置に伏せて実装しました。

今日FR-101のミュートコントロールをするためFT-1011からコントロールケーブルを接続しましたが、送信中にMONITORボリュームを最大にしても未だ減衰量が大き過ぎて聞こえません。

ミュート動作はRFゲインを絞る動作と同じで、送信時は逆にMONITORボリュームによって減衰を解除する動作なのですが、現状では減衰解除が不十分で検討が必要のようです。

JA1XBY
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【358】Re:IF基板
 JF1VHX  - 20/1/11(土) 0:06 -

引用なし
パスワード
   そうですか、インダクタも抵抗も換えたのですね。どうりで小さいと思いました。ダイオードも3本換わっていますね。トロイダルコア含めて来週仕事帰りに秋月と千石で買ってきます。0.047も0.01に換えます。
ネット上でトロイダルコアの巻き数を計算してくれるエクセルファイルを見つけました。便利ですね。
青のコアもあるのでしょうか。秋月のデータベースではT-50は現在#2,6#,#10,#12しかないようです。アミドンの製品表ではT-50-17がBlue&Yellowで周波数は20-200MHzですね。透磁率は赤の10に対して4ですね。
赤は2-30MHzで、アマチュアにはいろいろ用途がありそうです。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-173.catv02.itscom.jp>

【367】Re:IF基板
 JF1VHX  - 20/1/17(金) 19:12 -

引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : A.jpg
・サイズ : 374.8KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : B.jpg
・サイズ : 340.8KB
   鹿野さん
IF基板に50/500Ω変換のパイマッチ回路を組み込みました。別のスレッド(「LCRメーター」)に書きました。
 ジャンクから再生させたもう一台のFR-101SのNB&MIX基板を見てみました。鹿野さんの基板は下の回路図Aになっていると思いますが、ぼくのは回路図Bになっています。すでに改良されています。IF出力のトランスが101DDと同じく2個から1個に簡略化され、1次側は同調式になっています。NBもこの1次コイルにかけています。この回路でもまだ問題があるでしょうか。

添付画像
【A.jpg : 374.8KB】

添付画像
【B.jpg : 340.8KB】
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-160.catv02.itscom.jp>

【368】Re:IF基板
 JA1XBY  - 20/1/18(土) 9:58 -

引用なし
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   江田さん

ご指摘の通り私のセットは図Aと同じ回路です。
101DDの回路図を見ますとNBゲート回路が無くなっていますが、IF基板の方へ移ったのでしょうか。

相互変調を起こす原因は大信号入力のとき2ndミクサ以後のIF AMPが飽和してしまうのが一番の問題なのですが、結論から言いますと信号経路に限ってはAMPが無くても十分な利得が有りS/Nにも影響は有りません。

ただしノイズブランカ回路の利得には影響があるので、私の場合はQ3はノイズ増幅のみに使って信号系はパスしていますが、それでもSメーターがフルスケールになるような信号が有るときに、ダイヤルをズラして離調していくとパリパリ音のブロッキングを受けます。

これは離調したときAGCが掛からなくなるため、もっとも信号レベルが高くなるXTALフィルター以前のミクサやIF AMPが厳しい状況に置かれる為です。
おそらく101DDでも自分の送信した強い信号を受信しながら離調して聞いて見ると分かると思いますが、そこまで必要無ければ変更しなくても良いのではないでしょうか。

私は次のテーマとしてフィルターを切り替えているダイオードスイッチの減衰量に着目しようと思います。
IF周波数が455KHzであればあまり気にする必要が無いのですが、数MHzになるとダイオードがOFFのときの減衰量が問題になり、特にFR-101の場合はFMモードではスルーになる回路なので、ダイオードがOFFでも減衰量が不十分で帯域外の裾が底上げされる可能性があるためです。

JA1XBY
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【369】NB and MIX基板
 JF1VHX  - 20/1/18(土) 11:57 -

引用なし
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   鹿野さん
ぼくの101D[igital]のIF基板の信号入力部分は101Sと全く変わりません。つまり図Aのダイオード2個とT-117からなるNBゲート回路はそっくり消えています。ノイズ時には図BのT-117の一次側をショートする、と取説の動作説明にはあります。

 鹿野さんがお使いの取説は、八重洲のサイトからダウンロードされたものだと思います。サイトのリストではFR-101DD [Digital Deluxe]と銘打たれています。
 回路図は2枚あって、2枚目が最初期のバージョンですね。pdfを作成するときに追加したのでしょう。「FR-101 Digital」となっていますが、多分これは間違いで「FR-101 Deluxe [フルオプ]」です。NB&MIX基板はPB-1551となっていて、出力トランスが非同調です(図A)。
 1枚目はぼくの101D[igital]や101Sと同じで、NB&MIX基板はPB-1252Bです(図B)。取説のNB回路の動作説明は、このPB-1252Bの説明です。NB回路はFR-101発売後、かなり早い段階で改良されたのでしょう。
 ダイオードスイッチの改善も楽しみです。
VHX
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-189.catv02.itscom.jp>

【370】AM検波
 ex-JF1VHX  - 20/1/18(土) 22:08 -

引用なし
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   以前真空管ラジオの検波ダイオードを1N60からショットキ・ダイオードに換えたら、際立って音質が向上したので、101のAM検波用1S1007をショットキに換えたら、「際立って」ではありませんが、やはり音がよくなった気がします。
 トロイダルコイルで整合を取ったら、どうなるかは来週の愉しみです。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-160.catv02.itscom.jp>

【383】FR-101復調歪の分析
 JA1XBY  - 20/1/25(土) 11:26 -

引用なし
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   江田さん

SSB復調器のダイオードをショットキーバリアダイオードに変えても歪は変わりませんでしたが、その他調べた結果主に下記の二つが原因であることが解りました。

1.AGCアンプ(2SC372×2)を駆動するレベルが高く、結果としてIFアンプ最終段の出力レベルが高くなるため、ダイオード復調器に入力される信号も高くなって復調歪が発生する。

2.本来AGCがスタートすると復調器に加わる信号レベルは一定になる筈が、受信信号レベルの上昇と共にAGCによる減衰量は大きくなるが、復調器の信号レベルも上昇傾向にある。

上記二つの問題の原因は、AGCの時定数機能とSメーター機能を実現するための回路構成に起因しています。

先ずAGCのSLOWリリースを実現するためにはハイインピーダンスにして長い時定数を作る必要があるため、これを実現するためにAGCアンプのトランジスターを2個ダーリントン接続して入力インピーダンスを高くしていますが、ベース入力レベルがトランジスタの2倍になり約1.2Vになります。

所がAGCアンプのベース側はハイインピーダンスにはなりますが、AGC信号の整流器側はダイオードの逆抵抗が十分大きくないため、これを補うためにAGC整流器の出力側に直列にシリコンダイオードが挿入されています。(IF基板のD6)

この結果AGC整流器の出力側から見たとき、AGCアンプを駆動する電圧はダーリントント+ダイオードでダイオードを3個直列にした電圧になります。

次に上記2の問題はSメーター回路に原因があります。Sメーター回路はAGCアンプのエミッターを150Ωを通して接地し、AGCが掛かった時にこの150Ωに発生する電圧をメーターで読んでいます。

所が受信信号の上昇と共にAGCアンプのエミッター電圧も約0.6V程度まで上昇するため、結果的にAGCアンプのベース側から見ると不帰還が掛かった状態になりAGCが効き難くなって復調レベルも一定にならず上昇傾向になります。

これらの状況を踏まえ受信信号の上昇と共にAGCアンプのベース電圧を測定すると約1.5V〜2V程度まで変動し、AGC整流器が倍電圧整流回路であることから推測すると、AGC整流器への信号レベルのピークは1V以上と想像できます。

この対策は結構厄介で、AGCの時定数をAGCアンプの出力側で実現する方法やSメーター回路を別にする方法等が考えられますが対策は未だです。

JA1XBY
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【389】Re:FR-101復調歪の分析
 JF1VHX  - 20/1/26(日) 8:26 -

引用なし
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   JA1XBYさん
詳細な分析レポート、ありがとうございます。
100%理解できたわけではありませんが、大変勉強になります。
 二つ確認させて下さい。
 要するに、信号レベルの変化率に、AGCレベルの変化率が一致していない(負帰還が掛かって、追いつかない)、という理解でよろしいでしょうか。
 またAGC電圧を作り出す整流回路を倍電圧にしても歪があるということは、オリジナルの回路では歪はもっと大きかったのでしょうか。

 二つの解決策のうちでは、とりあえずSメーター回路を別にするのが、手っ取り早いように思います。IF基板の表にはスペースがあるので、そこに小基板を載せられそうです。倍電圧整流したAGC電圧を、オリジナルの回路と同じように別の2SC372(or 2SC1815)で増幅し、エミッタ電圧を読む、でいいでしょうか。その場合、もとのQ3(ダーリントン後段)のエミッタは直接グラウンドに落としていいのですよね(負帰還はそれで解消)。
 その改造後、歪を再度測定し、歪がまだ残っていれば、今度はAGC回路の再検討となるのでしょうか。
 素人考えですが、当時は安上がりな2SC372のダーリントン接続で入力インピーダンスを高くしているのなら、そこをFETで置き換えてしまうということはできないのでしょうか。
 質問ばかりですいません。
VHX
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-164.catv02.itscom.jp>

【405】FR-101のAGC回路
 JA1XBY  - 20/1/31(金) 7:51 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : FR_101_AGC.pdf
・サイズ : 0.9MB
   江田さん

FR-101のIF基板を改造するAGC回路を添付しましたのでご覧ください。

JA1XBY
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko@h163-058-030-236.hikari.itscom.jp>

【406】FR-101S改良実施しました
 JF1VHX  - 20/1/31(金) 15:24 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : NB.jpg
・サイズ : 82.5KB
   鹿野さん
今日は6mでのlong QSOありがとうございました。
 お話したように、もう一台のFR-101SのS/Nがひどいので、ご教示頂いた2ndミクサIF回路の改良を実施しました。IF2段目の2SK19GRを撤去し、T115の二次側とT116のセンタータップを170PFで接続しました。T115のピークはかなりブロードになりましたが、s/nは驚くほど改善されました。この改良はすごいですね。多謝!
 Sメータ回路も倍電圧整流に変更しました。はじめはゴールドボンド(1S1007)を撤去し、2本とも手持ちに沢山ある1N34にしようと思いましたが、100Kを1N34に取り替えるだけでもメーターの振れは改善されたので、ゴールドボンドはそのままにしました。
江田

--------------------
>先ず2ndミクサ出力とIF基板入力との接続は同軸ケーブルなので、NBゲート回路の
>インピーダンスが50Ωになるように、T115の2次端子出力とT116を接続するコンデン
>サーの値を選定します。(中略)直列Cは150p〜220pの中から手持ちの物を選んでくだ
>さい。

添付画像
【NB.jpg : 82.5KB】
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【434】FR-101のAGC回路改造完了
 JA1XBY  - 20/2/9(日) 19:59 -

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   江田さん

AGC回路を実装した子基板をIF基板に実装して動作確認を続けてきましたが、期待通りの結果が得られましたのでレポートします。

回路構成は当初の回路図通り変更は有りませんが、下記の通り定数を3点変更しました。回路に間違いが無ければAGC LINEの電圧が8.5V程度になる筈です。

定数の変更箇所
 
R9:150k→220k R12:2.2k→1k R16:4.7k→8.2k
その他U1Dの12番ピンと13番ピンをGNDに接続しました。


本体の変更点 

RF GAINボリュームとAGCロータリースイッチの配線変更が必要になります。


主な改良点

1.オリジナル回路よりもAGCのループゲインを高くして復調器のIFレベルを一定にしました。

2.高レベルの信号入力でも十分なゲインリダクションが得られます。

3.RF GAINを絞ったとき、絞った減衰量をSメーターで指示するようにしました。従って絞った減衰量を超えた信号が入力されるとSメーターが振れ出します。


改造後の使用感

1.AGCのゲインリダクション機能が良くなったため、実際の減衰量とSメーターの9オーバースケールとのズレが生じます。

2.復調音の透明感が上がったような感じを受けます。

3.AGC信号を生成するのに必要なIF信号レベルが低くなったため、AF GAINボリュームの効き具合が緩やかになりました。

JA1XBY
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【435】Re:FR-101のAGC回路改造完了
 JF1VHX  - 20/2/9(日) 22:43 -

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   鹿野さん
いつも懇切なレポートありがとうございます。
定数の変更を回路図に転記しました。

注文していた中華の1/4金属皮膜抵抗セットが届きました。
Quadオペアンプは未入手です。
製作にはいましばらく時間が掛かりそうです。

今日の井戸端を、改良したFR-101Dで聞いてました。これまでに施した改良は

1. AGC倍電圧整流化
2. MIX&NB基板とIF基板のインピーダンス整合
3. IF基板のダイオードスイッチ周辺のチョークとコンデンサーの定数変更
4. 定電圧回路の修正

です。
MIX&NB基板の2nd Mixerに続くIF ampをスルーする改良はこちらのFR-101Sでもいい結果が出ましたが、101Dには未施工です。まずは手元にあるルーフィングフィルターを移植して様子を見ます。その結果次第で、同じ改良を試してみます。

今の段階でも756よりs/nがよく、聞いていて疲れません。
AGCは倍電圧整流化しただけなので、BOPさん、鹿野さんはSメーターが振り切れっぱなしです(笑)。
VHX
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【445】Phones
 JF1VHX  - 20/2/12(水) 9:20 -

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   XBYさん
ぼくの101Dはステレオ用のヘッドホンが問題なくつながります。また回路図通り、ヘッドフォーンをつないでもスピーカは、シリーズに入っている100Ωのために音量は落ちますが、つながっています。何のためだろう?
VHX
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:72.0) Gecko/20100101 Firefox/72.0@h175-177-040-175.catv02.itscom.jp>

【455】AGC基板
 JF1VHX  - 20/2/19(水) 21:42 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : AGCboard.jpg
・サイズ : 69.7KB
   XBYさん
ようやくquadオペアンプICを入手。
実体配線図を書きました。
ICとVR2個の配置は写真のようになる予定です。
VHX

添付画像
【AGCboard.jpg : 69.7KB】
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:73.0) Gecko/20100101 Firefox/73.0@h175-177-040-162.catv02.itscom.jp>

【456】ICソケット
 JF1DHM  - 20/2/20(木) 8:11 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 200220-080523.jpg
・サイズ : 0.8MB
   ▼JF1VHXさん:
>ようやくquadオペアンプICを入手。

14Pin ICソケット 加工済み
お墓に持参します

添付画像
【200220-080523.jpg : 0.8MB】
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:62.0) Gecko/20100101 Firefox/62.0@h101-111-141-123.catv02.itscom.jp>

【458】TNX
 JF1VHX  - 20/2/20(木) 8:51 -

引用なし
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   ▼JF1DHM/斉藤さん:
>14Pin ICソケット 加工済み
>お墓に持参します

早っ! 速攻ですね。お墓でお供え物として頂戴します。
秋月、千石に行ってコロナもらうの怖いので助かる。
VHX
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:73.0) Gecko/20100101 Firefox/73.0@h175-177-040-179.catv02.itscom.jp>

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