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同軸ケーブルの外皮周囲に、さらに1重のシールドが施されたものを
ファラデーシールド同軸と呼ばれ、インターフェアやノイズ対策、
ビームパターン改善が期待される。 過去の経緯は※※文末へ
中華製品でなんとか作れないか考え、検索していたら
・固い2重シールドで かつ 低損失 かつ 細いケーブル
・銅の網線
・収縮チューブ
にたどり着いた。(※14Mhz、長さ20mまでの使用を想定)
2重シールド同軸 RG142 20m/60ドル 約6500円
(オヤイデだと1m@4600円するが、中華1m@325円と桁が違う)
#画像1
銅の網線 8mm幅 20m/35ドル 3800円
#画像2,3
格安収縮チューブ φ10mm 20m 350円
(製作費合計 10650円/20m、@532円/m)
の品物を選択し発注したのが2018年11月。
試しに2mほど、製作の肝を探ってはいたが
諸般の事情で製作に着手できず1年も熟成させてしまった(汗)
この2020年夏前にはタワーへエレベーターを装着する計画なので
本日、体調が良いのでケーブル製作を行った。
網線を同軸20m全体へ被せるには、網を膨らませたりしつつ
同軸を押し進めるとスルスルと入っていく。#画像4
ただし、押し込んだ網は膨らませ摩擦抵抗を極力少なくし
4mほどのループ状かつ、直線的に工作を進めるのが肝。
慎重に作業を続け約60分で網線工作は完了した。#画像5
さらに被せた網線はしっかりと同軸に密着するように
何度も素手で「しごき」を繰り返した。
同軸に密着した網線を含めた直径は5.5mmに仕上がった。
摩擦抵抗があるため収縮チューブを被せるのが一苦労だった!!
4mまでは進むが後が入らない(涙) 敗北か。。。
一旦、引き抜いて休憩しながら考えた。#画像6
収縮チューブの内側にシリコンスプレーを大量に流し込み
焦らずゆっくりと挿入し、「パンツのゴム交換の要領」で
同軸を進めてはチューブを少しずつゴール側に移動させること2時間
やっと10mのチューブを同軸全長のセンターに配置できた(笑)
!(^^)! #画像7
本日の工作はここまで
次回は20m全体へ収縮チューブを被せ、熱処理を済ませ
両端にコネクタを圧着して完成だ!
※※
10年以上前にはアマチュアが特注で製造し配布したり
同軸屋さんが特注で受注していたらしい。
フジクラへ8D2Vで特注加工したものが当時の配布価格で
4,8000円/20m 1m@2400円
※※
30年以上前、DHM家のタワーを立ち上げる時、
同じようなことを考え実践していた。
アルミテープで完全シールドしたφ10cmの塩ビパイプを10m作り
タワー内側にボルト固定。すべての同軸をこのパイプ内を通して
シャックに引き込んでいた。

【Hc46ff6ae2e1d4de08e6ec811501303f47.jpg : 69.1KB】

【20M-Copper-Shield-Network-2mm-10mm-Cable-Sleeve-Braided-Anti-interference-for-Power-audio-speaker-Metal.jpg : 117.0KB】

【20M-Copper-Shield-Network-2mm-10mm-Cable-Sleeve-Braided-Anti-interference-for-Power-audio-speaker-Metal_b.jpg : 118.6KB】

【200216-165236.jpg : 1.0MB】

【200216-170033.jpg : 0.5MB】

【200216-232038.jpg : 0.7MB】

【200216-232104.jpg : 0.8MB】
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