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【1410】DRAKE R-7受信機の性能改善工事終了
 JA1XBY  - 21/1/25(月) 18:54 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : DSCN1020.JPG
・サイズ : 0.8MB
   JK1ADXさん所有のDRAKE社製R-7受信機の性能改良工事が終了しましたので報告します。

R-7は35年程前にアメリカのDORAKE社が製造したオール半導体の受信機で、アナログVFOでPLLを制御するUPコンバージョン方式のトリプルスーパーです。
1st IF:48MHz帯 2nd IF:5MHz帯 3rd IF:50KHz

主な性能改良のテーマ

1)AGC動特性の改良
 AGCの問題点はAGCの立ち上がり時のアタック歪と、クリスタルフィルタ通過後の 信号遅延が原因によるシャックリ現象の除去。

2)AGC動作時のS/N改良
 通常信号レベルが上がるに連れてS/Nも大きくなる筈ですが、IFフィルター以前の ステージにも同時にAGCを掛ける場合、IFフィルター以後のゲインリダクションよ りも大きくするとS/Nの改善量が期待できなくなります。

 R-7の場合第一IFアンプと第二IFアンプのバイアス設定が異なっていて、同じAGC 電圧の変化でも第一IFアンプの減衰量が大きくS/Nの改善量が不十分だった。

3)ダイヤルキャリブレーション用マーカー信号の漏れ
 キャリブレーションは25KHzのマーカー信号をパネルのスイッチでON/OFFすること によるダイヤル校正機能であるが、OFF時にも漏れてビート障害を起こしている。

 この原因はマーカー出力信号を2本の直列ダイオードとコンデンサを組み合わせた
 T型減衰器のスイッチ回路で遮断する方式であるが、何故かアイソレーションが不 十分である。

 原因はT型減衰器を構成するコンデンサーリードの一方が、基板パターンのスルー ホール不良でグランドに接続されていなかったことと、2本共ダイオードがショー トしていた。(アンテナ端子に過大な信号が加えられた可能性が考えられる。)

改良後の性能

1)マーカー信号によるシングルトーン歪: 約0.5%
2)2トーン送信信号受信時のIMD: -40dB以上
3)S9+20dBの信号受信時のS/N: 約40dB


添付画像
【DSCN1020.JPG : 0.8MB】
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【1410】DRAKE R-7受信機の性能改善工事終了 JA1XBY 21/1/25(月) 18:54 [添付][未読]
【1411】祝 工事完了!! JF1DHM 21/1/25(月) 19:06 [添付][未読]
【1415】Re:DRAKE R-7受信機の性能改善工事終了 JK1ADX 21/1/27(水) 10:55 [未読]

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